モンテカルロ法について

著者:vinogradik

モンテカルロ法について

モンテカルロ法は、パーレー法やマーチンゲール法と並び、カジノ攻略法としてとても有名なベットシステムです。
名前の由来は「モナコ公国にあった同名のホテルを破産させた」ことから付けられたと言われていますが、真偽のは明らかではありません。

モンテカルロ法の特徴は2倍配当、3倍配当のどちらにも使えること、急激な賭け金の増加がなくコツコツと着実に資金を増やせること、勝率50%以下でも利益が出ることなどが挙げられます。
数列を書いて賭け金を計算しますので慣れるまで多少時間がかかるかもしれませんが、法則性が分かれば簡単です。

モンテカルロ法の賭け方

モンテカルロ法は2倍配当、3倍配当のゲームに有効です。
それぞれ賭け方が異なりますので、順番に説明します。

賭け額を間違いやすいので、実践するときは紙とペンを用意してください。

2倍配当に使用する場合

2倍配当に使用する場合
バカラ、ルーレットの赤黒・奇数偶数・大小、シックボーなど2倍配当で賭ける場合の手順です。

まず1単位あたりの金額を決め、任意の数列を書きます。
ここでは、1 2 3 4 5 とします。
1ゲーム目は、両端の数字を足した単位を賭けます。
この場合は、1+5=6単位です。

勝った場合は両端の数字を消し、負けた場合は賭けた単位を右端に足します。
勝ったと仮定すると数列は2 3 4、負けたと仮定すると数列は1 2 3 4 5 6 になります。

移行のゲームも同様に両端の数字を足した単位を賭け、勝ったら両端の数字を消し、負けたら右端に賭けた単位を足していきます。
すべての数字が消えるか、1つだけ残った状態になったらセットが終了です。

数字が1つだけ残ったときに損益がマイナスになる場合がありますが、その場合は損切りして新しいセットを始めます。

3倍配当に使用する場合

3倍配当に使用する場合
ルーレットのダズン、カラムなど3倍配当のゲームで賭ける場合の手順です。

まず1単位あたりの金額を決め、任意の数列を書きます。
ここでは、1 2 3 4 5 とします。
1ゲーム目は、両端の数字を足した単位を賭けます。
この場合は、1+5=6単位です。

勝った場合は両端の数字を2つずつ消し、負けた場合は賭けた単位を右端に足します。
勝ったと仮定すると数列は3 、負けたと仮定すると数列は1 2 3 4 5 6 になります。

移行も同様に両端の数字を足した単位を賭け、勝ったら両端の数字を2つずつ消し、負けたら右端に賭けた単位を足していきます。
すべての数字が消えるか、1つだけ残った状態になったらセットが終了です。

例の場合は、勝ったらそこでセットが終了になります。
2倍配当と3倍配当の違いは、「2倍の時は両端の数字を1つずつ消し、3倍の時は両端の数字を2つずつ消す」と覚えてください。

モンテカルロ法のメリット

モンテカルロ法は、同種のベットシステムであるマーチンゲール法と比較すると連敗時の賭け金の増え方が緩やかな点が特徴です。

これは損失を1回の勝利で取り戻すのではなく、回数を分けて取り戻すシステムになっているからで、メンタルにも優しい賭け方といえます。

また勝率50%以下でも利益が出る点もメリットで、カジノ上級者の中にもモンテカルロ法を好んで使っている人が多くいます。

モンテカルロ法のデメリット

賭け金の増え方は緩やかといいましたが、それでもセットが長引くと賭け金が大きくなってしまいます。
最低でも2連勝しないとセットが終わらないため、「あと1勝で成功。」という時に勝てないと、賭け金が大きくなって非常にストレスがたまる展開になります。

また2倍配当のゲームで使用した場合には、最後に1つ数字が残った状態で終わるとセットが完了してもマイナスになる可能性があります。
どうしてもプラスで終わりたいときは、残った数字を分割してさらにモンテカルロ法を続けていくという方法もあります。

たとえば最後に10が残ったとすると、5 5 や1 2 3 4という風に数字を分けてすべての数字が消えるまで試行すれば必ず利益が残ります。

モンテカルロ法を実戦で使うコツ

モンテカルロ法を実戦で使うコツ

モンテカルロ法を実戦で使う時には、1単位あたりの金額を上げすぎないことが大切です。
たとえば数列を1 2 3 4 5 とした場合、最初の賭け金は6単位になりますから、資金と照らし合わせて余裕を持った金額にしておかないと連敗が続いた時にパンクしてしまう可能性があります。

またデメリットでも説明した通り、2連勝しないとセットが終わらないため、ダラダラとした展開が続くと賭け金が大きくなりすぎるため、最大損失額をあらかじめ設定しておくことが大事です。
モンテカルロ法は基本的に成功する確率の方が圧倒的に高いので、意地になりすぎて深追いするよりも適度な損切りを入れた方がトータルでは利益が残りやすくなります。

1単位の金額を低めにしておけば、マーチンゲール法のようにテーブルリミットに引っかかる可能性も低いですし、メンタルにも優しい賭け方なのでカジノ上級者でモンテカルロ法を使っている人は多いです。

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